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株式会社ロハス8 発行最終更新 2026年8月13日

経営の土台2026年8月13日

「ChatGPTがあるのに、なぜ人に頼むんですか」

もっともな問いです。ただ、AIを使っていない理由の1位はお金ではありません。国の調査の数字を見ながら、順番の話をします。

「ChatGPTがあるのに、なぜ人に頼むんですか」

もっともな問いです。私も毎日使っています。

使っていない理由の1位は、お金ではありません

2026年版中小企業白書(中小企業庁、2026年4月公表)に、AIを活用していない理由を聞いた調査があります(n=3,888・複数回答)。

  • 活用する業務がイメージできていない 63.4%
  • 活用を推進する人材が不足している 40.0%
  • 社内ルール・ガイドラインが整備されていない 26.2%
  • セキュリティ・情報漏えいへの不安がある 14.5%
  • 必要な予算を確保できない 13.8%

いちばん多いのは「何に使うか分からない」で、お金は最下位です。

つまり、道具はもう手が届くところにあり、決まっていないのは使いどころのほうだということです。

ChatGPTが答えられないこと

一般的なことなら、たいてい答えます。

答えられないのは、御社のことです。

「この現場は何割見ておくか」「この天候なら作業をずらすかどうか」——これは御社の過去の痛い記憶から出てくる判断で、世の中のどこにも書かれていません。

AIに聞けないのは、まだ誰も言葉にしていないことです。

だから、順番が逆になりがちです

「AIを入れてから、何に使うか考える」——これがいちばん多いつまずき方です。先の調査で「活用する業務がイメージできていない」が三分の二近くを占めるのは、その表れだと思います。

先にやるのは、社長やベテランの判断を言葉にすることです。言葉になっていれば、AIは驚くほど役に立ちます。読ませる中身があるからです。

言葉になっていないうちは、AIは一般論しか返せません。

今週やる、一つ

直近で「これは自分にしか決められない」と思った判断を、一つだけ選んでください。

それをそのままChatGPTに聞いてみてください。

返ってきた答えが御社の実際の判断と合っていたなら、それは書き出すまでもなく一般的な判断だったということです。合っていなければ、その差が、御社にしか無いものです。 残す価値があるのは、そこです。

うちの場合はどうか、聞いてみる

記事と同じことが自社でできるかは、業種と人数で変わります。まずは現状をお聞かせください。

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