「それ、Notionで月2,000円でできませんか」
はい、できます。道具としてのNotionはよくできています。ただし、契約した翌日に真っ白なページが開きます。そこに何を書くのかという話をします。
「それ、Notionでできませんか」
そう訊かれたら、はい、とお答えします。道具としてのNotionは非常によくできています。私たちも使います。
月2,000円は、一人あたりです
Notionの公式料金(2026年8月時点)は、プラスが1ユーザーあたり月額1,650円、ビジネスが3,150円。無料プランもあります。
見落とされやすいのは、1ユーザーあたりというところです。社員十名が見るなら、プラスで月一万6,500円。年間で約二十万円です。
とはいえ、これでも安い。道具の値段は、実は問題ではありません。
空のNotionを開いたことがありますか
問題は、契約した翌日に起きます。
真っ白なページが開きます。ここに何を書くのか。
書くべきなのは、社長やベテランの頭の中にある判断です。なぜこの順番なのか。どこで例外にするのか。それは、Notionを契約しても出てきません。
道具は、入れ物です。中身はまだ、誰かの頭の中にある形のままです。
私たちがご提供しているのは、入れ物ではありません
聞き出して、次の人が読める形にして、必要な人に届くように置く。この作業です。
その結果、置き場所がNotionになることはあります。Excelのままのこともあります。いま御社で使っているもので足りるなら、それがいちばんです。新しい道具を増やすことは、目的ではありません。
見分け方
ひとつだけ、はっきりした見分け方があります。
「入れたら誰が中身を書くのか」が決まっているなら、Notionだけで足ります。 ご自身で書ける社長は、実際にいらっしゃいます。その場合、私たちは要りません。
決まっていない、あるいは「書く時間がない」のであれば、道具を増やしても白いページが増えるだけです。
今週やる、一つ
いま会社で契約している道具を、書き出してみてください。
そのうち、中身が入っていて実際に使われているものに○をつけます。
○がつかなかったものがあれば、それは道具が悪かったのではなく、中身を書く人と時間が決まっていなかったのだと思います。