DX8

DX8 / THE MEASURE OF MANAGEMENT

経営のものさし

DX8 経営参謀室 発行第一集④ 記録

記録─ Document 残す

引き継ぎ書は渡したのに、社長がまた呼ばれていませんか

こんな会社の話です

  • 引き継ぎ書は作ってある
  • 半年後に「これ何でしたっけ」と聞かれる
  • 手順は書いたが、なぜそうするかは書いていない

ひとつでも付いた方へ ↓

紙に残った手順順番締切頭に残ったなぜそうするか例外の線引き人が抜けたときに欠けるのは、下の段
手順は紙に移ったが、理由は決めていた人の頭に残ったままだった。

引き継ぎのとき、手順書は作られます。順番、締切、誰に渡すか。書けるものは書いた。それでも半年経つと、同じ質問が社長のところへ戻ってきます。

残せたのは「何をするか」で、残らなかったのは「なぜそうするか」だからです。手順には形があるので書けます。判断の理由は、その場では当たり前すぎて、書く対象に見えません。だから紙に残らず、決めていた人の頭に残ります。人が替わると、理由だけが消えます。

覚えの悪い後任がいるのではありません。理由を書き足す場所が、会社の教科書の中に用意されていないだけです。

社長が決めること渡せること
どこまでを例外として認めるか基準どおりに進む案件の判断
何を理由として書き残すか書き足しの呼びかけと回収
教科書をいつ見直すか見直しの下ごしらえ

▶ 今週やる、たったひとつ

引き継ぎ書を1枚だけ開いて、なぜそうするかを1行、余白に書き足す。

やってみて、気になったら

9つの視点を、いちど点にしてみる

27問に答えると、御社のどこが薄いかが形で見えます。書き込む用紙です。3分ほど。