④ 記録─ Document 残す
引き継ぎ書は渡したのに、社長がまた呼ばれていませんか
こんな会社の話です
- 引き継ぎ書は作ってある
- 半年後に「これ何でしたっけ」と聞かれる
- 手順は書いたが、なぜそうするかは書いていない
ひとつでも付いた方へ ↓
引き継ぎのとき、手順書は作られます。順番、締切、誰に渡すか。書けるものは書いた。それでも半年経つと、同じ質問が社長のところへ戻ってきます。
残せたのは「何をするか」で、残らなかったのは「なぜそうするか」だからです。手順には形があるので書けます。判断の理由は、その場では当たり前すぎて、書く対象に見えません。だから紙に残らず、決めていた人の頭に残ります。人が替わると、理由だけが消えます。
覚えの悪い後任がいるのではありません。理由を書き足す場所が、会社の教科書の中に用意されていないだけです。
| 社長が決めること | 渡せること |
|---|---|
| どこまでを例外として認めるか | 基準どおりに進む案件の判断 |
| 何を理由として書き残すか | 書き足しの呼びかけと回収 |
| 教科書をいつ見直すか | 見直しの下ごしらえ |
▶ 今週やる、たったひとつ
引き継ぎ書を1枚だけ開いて、なぜそうするかを1行、余白に書き足す。
やってみて、気になったら
9つの視点を、いちど点にしてみる
27問に答えると、御社のどこが薄いかが形で見えます。書き込む用紙です。3分ほど。